戦闘基本ルール

攻撃ダイス出目早見表
ファンブル。攻撃側は手を滑らせるなどして自ら軽症を負う。
2~20攻撃失敗。防御側の完全回避成功。
21~50攻撃失敗。防御側は体勢を崩すなど多少の被害あり、次のターンで21以上の出目が被弾となる。
51~94攻撃成功。
95~100クリティカル。防御側は致命傷を負うなど戦闘続行が不可な状態に陥る。

【シングルマッチダイス】

一騎打ち戦は基本的にこちらをお使い頂く事を推奨しています。

ロール前に1d100を互いに振り、出目の高い方を先攻とする。
(なお会戦の場合は常に攻撃側を先攻とする)
先攻側:攻撃ダイスを振り、攻撃ロルを投下。
後攻側:攻撃ダイスを振り、出目に応じた描写を盛り込んだ攻撃ロルを投下する。
先攻側:攻撃ダイスを振り、相出目に応じた描写を盛り込んだ攻撃ロルを投下する。
以下繰り返し。


先に規定回数防御失敗した側が敗北(逃走するかロストするかなど、後の展開はお任せします)。
敗北条件の防御失敗回数は2が基本ですが、相談も可です。
また、相手が複数回被弾するような攻撃ロールをしても、1ターンにつき攻撃ダイスは一度だけです。

【バトルロワイヤルダイス】

2対1や3対1、2対2など、混戦や協力戦の場合はこちらをお使い下さい。
ロル前に1d100を振り、出目の高い順にロールを回すものとし、基本は1対1ダイスと変わりません。
・二人以上で同じ目標に攻撃する場合は、一人につき攻撃ダイスを一回ずつ振ってください。
・攻撃する際に相手が複数いる場合、相手の内どちらかを対象に攻撃してください。
・しかしその場の状況やCの攻撃方法の特徴などを鑑みて、可能であるとの整合性が取れれば複数のキャラに同時に攻撃しても構いません。

【簡易式ダイス】

ロール前に先攻が1d100を振り、50以上で先攻Cの勝ち、以下で相手後攻Cの勝ちといった具合に勝敗を決めます。
ロール内容は流れに任せます。
ダイスシステムはあくまで公平性を追及し用意をしたものですので
攻城戦以外はお相手との相談の上、ダイスを使用しない戦闘も自由です。

攻城戦ルール

【基本ルール】
攻城戦とは、戦争を起こし敵国の都市を攻める事で領土を奪うものです。

【攻城戦における戦闘について】
前哨戦は前哨戦ルールをご使用下さい。
会戦は戦闘ルールに記載されているダイスのうちいずれかを使用してください。
戦闘の結果はダイスの結果を遵守するようにして下さい。

前哨戦

領土ごとに幾つかの前哨基地が存在し、
全ての前哨基地が陥落していなければ、本丸となる魔術砦への攻城は仕掛けることができません。
全ての前哨基地を陥落後に攻城戦を仕掛け、勝利することで魔術砦が陥落し、領土を奪取することが出来ます。
これにより、王都や帝都をいきなり攻める事も可能となりました。
前哨基地を攻城する事を前哨戦と呼びます。
前哨戦は、お相手を見つけても、ソロルとして処理してもOKとします。

【前哨戦…お相手あり】
①兵員数ダイス
1d10を振り、今回の戦争に何人のNPCがついてきてくれるかを決定します。
それに加え、役職により以下の数字をダイスの出目に追加して付与することが出来ます。
元帥+4人 将官+3人 佐官+2人  尉官+1人
団長+4人 副団長+3人 万千騎長+2人 百十騎長+1人

また、機械技師が出動する場合のみ、
機械騎士CをPLの許可の上NPC扱いで使用することが出来ますが、後述する敗北回数は加算されません。
シュクロズアリ旅団には役職による兵員数の追加はありませんが、旅団所属PCは+0.5人の兵員数が付与されます。
また、攻撃側・防衛側共に、攻城都市に隣接する自国の数だけ+0.5人の兵員数が付与されます。

②部隊編成ダイス
自分の部隊についてきてくれるNPCを選びます。
NPCにはそれぞれ通し番号がついているので、
ダイスを振って出た出目と同じ番号の同陣営NPCをあなたの部隊に加えます。
(同行兵員数)d(NPCの総数)で振ってください。
出目がかぶった場合は振り直しとなります。
上位役職であれば部下、一般兵/一般騎士/旅団の場合は同志になります。
関係性は自然な範囲であればどのように脚色して頂いても構いません。
NPCの数が極端に少ない場合、無名のNPCがついてきているという事で処理します。
(ダイスを使用して選択できればどんな方式を使っても構わないので、やりやすいようにやって下さい。)

③戦闘ダイス
どのNPCから配備するかはPLの采配で自由です。お気に入りのNPCを先鋒に持ってくるもよし、最後まで温存するもよし。
無名NPCは他NPCがすべて敗北してから配備可能です。
攻撃側と防御側でそれぞれ1d100を振り、出目が大きい方が勝利、出目が小さい方が敗北となります。敗北したNPCは撤退し、勝利したNPCは引き続き戦闘を行います。
どちらかが兵員数を使い果たすまでこれを繰り返します。

④勝利条件
兵員数を使い果たした後、部隊長であるPCを出動させるか撤退するかを選ぶ事ができます。
【撤退の場合】
撤退させた陣営の勝利となります。
【出動の場合】
同じように1d100を互いに振り、出目が大きい方が勝利となります。
部隊長であるPCが敗北した場合、相手陣営の勝利となります。
前哨戦で後述の強襲/死守宣言はできません。
が、PCキャラはダイスの出目に+25を加算して計算できます。

⑤NPCのロスト条件
敗北した陣営のNPCは全員敗北回数に1が加算されます。
5回の敗北でNPCはロストとなります。


⑥ロール
全てが終わった後、任意でロールを回してもOKです。
基本的にはソロルのような形になるかと思います。短ロルでもOKです。

【前哨戦…お相手なし】
前哨戦はソロで処理をすることが許可されています。
基本的にはお相手ありの場合と同じ流れになりますが、
部隊長をNPCの中から好きなように選んで頂きます。
その上、お相手方の兵員数D・部隊編成D・戦闘Dを振って処理して下さい。

会戦

前哨基地を全て陥落した後、本丸である魔術砦を攻城する事を会戦と呼びます。
会戦は必ずお相手となる敵陣営のPCを見つけて下さい。
3日間マッチングが為されなかった場合は不戦勝(王都・帝都のみ5日間)となり、ソロで処理してもOKとします。
また、防衛側が会戦に勝利した場合、これまで陥落していた前哨基地全てを取り戻す事ができます。
攻撃側が会戦に勝利した場合、当該PC(PL)がその砦を囲む前哨基地全てに新たに命名の権限が与えられ、そこの領主となります。
シュクロズアリ旅団陣営が帝都または王都を攻城成功した場合、勝利したPCがヨズアの新国王となります。

【強襲と死守】
また、攻城戦では攻撃側は『強襲攻撃』、防衛側は『死守防衛』の宣言を行う事で、
どちらも戦闘内における全てのダイス結果に+25の数値を加算して計算できます。
宣言はダイスを振った後に+25ボーナスを適用するのでない限り、攻城戦の途中からでも可能です。以降から適応されます。
敗北した場合援軍が来ない場合確定ロスト判定となります。(NPC・モブ不可)

【援軍】
援軍と戦うかどうかはお相手と相談となりますが、援軍を続投する事で戦争を継続する事が出来ます。
また、基本的に無所属PCは戦争には参加できませんが、理由があれば援軍という形で参加可能です。
シングルマッチダイス方式で行っていた場合、一度お相手の出目はリセットされます。(負傷については継続して演出してOK。)
援軍戦から強襲/死守宣言をする事も可能です。戦闘内における全てのダイス結果に+25の数値を加算して計算できます。
なお、直前に戦闘をしていたPCがもし強襲/死守宣言中であった場合、強襲/死守を続行するかは援軍PCが決定できます。
続行せず勝利の場合前ロストPCのロスト判定を解除後に凱旋(負傷演出は入れる事)、敗北の場合はロストPCを連れて撤退です。
続行の場合、援軍PCには+30の数値を加算して計算できます。
続行し勝利の場合前ロストPCのロスト判定を解除後に凱旋(負傷演出は入れる事)、
敗北の場合は前ロストPC・援軍PC共にロストの判定が下り、治療を受けない限りロストとなります。
なお、援軍の上限回数は3回までといたします。

【治療】
ロスト者が出た場合、ロストCに対して各Cにつき一回まで蘇生を試みる事が出来ます。
1d100を振り、以下の出目表に準じた結果を手に入れる事ができます。

治療ダイス出目早見表
1~50ロスト
51~70治療成功。身体・精神への後遺症が残り前線に出る事は出来なくなる為、
軍人や騎士の場合理由がなければ退役を勧められる。
71~94治療成功。欠損等身体への後遺症が残るが、戦う事は可能。
95~100クリティカル。戦前と遜色なく治療成功。

治療Cが増える毎に1d10を振り出た目を足し算してください。
また、巫女・司祭はこれらの出目に+25を付与することができます。(出た出目を見てから付与するか決めてもOK)。
シュクロズアリ旅団については、事前に治療魔術を持っていると申請したCのみ
巫女や司祭と同じヒーラー扱いにすることができますが、
薬草術などの個性を考慮して忖度することは出来ません。
機械騎士を治療する場合のみ、整備士も+25の出目を付与することができます。
敵陣営・無所属であっても、治療の理由がある場合は治療ダイスを振ってOKです。

連続での攻城

前哨戦および会戦に勝利した場合は連続での攻城が可能です。
敗北した場合は同じ領地(砦及び同じ前哨基地)に攻城を仕掛ける事は出来ず、
他の領地に勝利する事で再び敗北した領地への再攻城が可能となります。
このため、同陣営PCが強襲に失敗し援軍も敗北すると、
しばらくその砦は攻城する事が出来なくなります。(PC数に限りがある為)
援軍は慎重に!