リューグナー&ヨハン&ギゼム&叉羅&鬼若&白梅&アシュトン&アデルグント&セリヤーナ&糸依&雷鏡&イビーリオ&フィディア&竜灯

終章

ゑゐりあん/リュ-グナ- > …神よ。憎き神よ。俺から全てを奪った神よ。…そうまでしてこの俺を殺したいか(目の前に広がる己を殺しに来た魔術師たちの群れを前にしても尚落ち着いた様子のリューグナー。その目は今まで以上に落ち着いており、まるで覚悟を決めたかのようだった)…構わない。殺したければ殺せばいいさ。けどな…ただで殺されるかよ。カルナを奪った代償は必ず受けさせてやる(そう言うとリューグナーの影がざわめき影から多くの触手が現れ、討伐隊の面々にその鋭く尖った先を向けている。そうして対面した魔術師たちに声を張り上げる)来いよ魔術師!俺を殺しに来たんだろ?だったら殺してみろよ!俺を殺して大切なものを護ってみせろよ!(その声に反応するかのように触手もさらに数を増やす)俺だって俺の護りたかったもんの為に…てめぇらを殺してやるからよ…ッ!   (3/20 21:44:23)

【被弾集計】ヨハン(0) ギゼム(1) 叉羅(0) 鬼若(1) 白梅(0) アシュトン(1) アデルグント(0) セリヤーナ(0) 糸依(0)

一巡目攻撃ダイス
ヨハン→10 ギゼム→16 叉羅→79 鬼若→29 白梅→59 アシュトン→80 アデルグント→95 セリヤーナ→75 糸依→13 合計456 残り544


マリア/ヨハン > (王都を陥落し、今やヨズア連邦となった国について新しく取り仕切る事も多いシュクロズアリ旅団であったが、この日ヨハンは仲間たちに『ちょっと任せた』と言い残してシントに発っていた。確信は無いが、ギゼムの占いと自身の推測から、例の狂水騒ぎにはイモータルが噛んでいるという結果を導き出して。あるいは本当に自然現象的な疫病の蔓延だったともいい切れないが、それにしちゃあ随分とヨズアに肩を入れてくれたじゃないか。王国にも帝国にも、ヨズアにも与する事がない第四の勢力なんて、答えは一つだ。)「……よお、大人気だな化け物。シドラやシェゾが世話になったみたいじゃねーか、ヨズアの耳にもお前の噂が届いてるよ。」(ヨハンは一歩、討伐隊より前に躍り出た。)「ひとつ聞きたい事がある。水恐怖症を脱水を伴う毒物─────聞き覚えはあるか?まるでヨズアの民に濡れ衣を着せるような”神憑った”蔓延がどうも腑に落ちなくてね。」   (3/20 21:49:57)
マリア/ヨハン > (どうだ、話は通じるだろうか。……こっちはただでさえここからが本当の地獄なんだ、余計な種火は深海に沈めてやる。)「…………カルナ?」(……脈絡のないその言葉……名前、だろうか。それを耳にし、簡単に対話に持ち込むのは厳しいと判断した。殺さなければ殺されるなら、抵抗の意志くらいは見せておくとしよう。)「─────……海とそこに満ちるものよ、轟け。ダー・ニト・ロロイ・ヨハン。」(あなたの生み出す影の一つくらい、波がさらっていってくれる事を願う。)   (3/20 21:50:02)


マリア/アシュトン > 「いよぉ、化け物!!……─────じゃねェ、”マザーファッカー”だったな、お前の名前は。意外と早い再会だったな、後輩をやられた礼をしに来たぜ!」(移動式シェルターからひょっこりと顔を出し、辺りを見回した。これだけの討伐隊が居るのなら自分がしゃしゃり出て死に急ぐ必要はないだろう。ヒット・アンド・アウェイでいのちだいじに。これだけ聞いて帰ろう。)「いいのかい?このままじゃテメーの名前が明日の朝刊にデカデカと出る事になるぜ、”マザーファッカー ついに討伐”ってなァ!」(アシュトンは手榴弾のピンを口で抜き、そのまま影の化け物に投げた。)「───────おーし、退却!!」(ガラガラと移動式シェルターが引き上げる音に混じって、爆発音がした。)   (3/20 22:01:00)


シロー/ギゼム > (ヨズア人の故郷、シント。かつて幾度とない戦乱に巻き込まれながらも発展を遂げた神の島は、3年前に再び帝國・王国に灼き払われた。⋯⋯そして今。このシントには世界中の魔術師達が集結していた。望郷の念に駆られて集まってきた、というには余所者ばかりであった。かつて、ヨズアの英雄がこの地に降り立った日をギゼムは幻視した。)「ほんとによくもまぁ、ぬけぬけと」(共通の敵なんて言葉で正当化したつもりか知らないが、帝國軍や聖騎士団がシントの地に我が物顔で踏み込んでいる状況は不愉快極まりなかった。近くでで戦っているであろう旅団の同胞に視線をやる暇もなく、あの化け物が姿を現した。)「死に損ないがさあ、シントは神の島だと言ったじゃん。お呼びじゃないんだよ」(憎き神だか知らないが、ここはヨズアの旧き神のお膝元。さっさと成仏させてやろうと口を動かした。)「まぁ、それはここに居るヨズア人以外の奴らも一緒だけど。───⋯⋯旧き神よ、輪廻の縁より呼び寄せよ。示せ、幻たる力。ダー・ニト・ロロイ・ギゼム」(宙が歪んだかと思えば、周囲の岩石が吊り上げられるかのように幾つか浮き、影の方へと弾かれた。   (3/20 22:06:08)


大和守/鬼若 > (ばっ、と扇子を開いた。貴方と会うのはこれで二度目。貴方の言葉など聞く価値も無いと意にも介さず、ただ。赤い瞳をぎらりと輝かせて、周りに声が遮られぬ様にと大きく張り上げるだろう。)「ハッ、まだ朽ちておらぬのか哀れなイモータルよ。そのままでは辛かろう? ……此処で終わるが良い」(嗚呼、その鬼は随分と戦意に満ちていた。その蛇は随分と高揚していた。それもその筈、この討伐には鬼若の想い人も居るのだから士気が上がって当然というものだろう。先日の事を思い出せば更に先日は向上していき、今までに無いほどの高ぶりを胸に扇子を敵に向けた。)「……天之命 想いしまま 風月宿りて 花鳥巡り 大翔を駆けん 汝が命 我が手中 哀れ憐れに 吹き荒べ」(詠唱が終われば一陣の風が鬼若の周りへと集い、それが一つに集まった瞬間を狙い扇子で風を掬うかのような仕草をした。そして、最初に会った時の様に。風は扇子の先にある刃へと集まっていき、それを思い切り振るえばーーその形を模した、風の刃が勢い良く放たれた。狙うは左腕、己の受けた傷をそのまま返してやろうと図ったのだった。)   (3/20 22:21:43)


クロ:白梅 > ( 様々な魔術師が集う。前方に居るのは、此度の騒ぎの元凶だ、と。そんな噂を聞いては酷く怒りが湧き上がる。例え濡れ衣だろうと、こんなにも人が集まり、魔術を放っているのだから何かと関わりのある" 皆の敵 "なのだと理解する。お気に入りの兎の和面の中で、口角を上げては「 妾の愛しき子が、民が世話になッたようだなぁ、御主には黒百合が似合いそうであるな 」そんな事を聞こえているのかも分からないけれど述べた。 腰に付けた形見の刀を緩りと撫でて心を落ち着かせる。_ひゅぅ、と酷く冷たい風が白梅の傍を漂う。 普段よりも綺麗に纏められた薄茶色の髪の毛がさらりと宙を舞うと同時に口を開いた。)   (3/20 22:24:00)
クロ:白梅 > 産声上げよ、啼けよ自然よ。宙に漂う小さな子達、応えよ答えよ小さな声色、薄氷・氷雪2つの存在。黒百合嘆きし首落ち椿。ひらりはらりと迎えよ刃。( ぽつ、ぽつと呟くように詠唱すれば、白梅の周りの空気が急激に冷え、水気が無くなる。小さな、だが鋭く尖った氷の粒が出来上がった時には白梅の口からは白い息がふぅ、と吐き出されるほどで。手をするりと差し出せば、その小さな刃がその黒い貴方へと風を切って向かった。)   (3/20 22:24:02)


しぃずま@叉羅 > 「おい、ガキ。(その長い衣の影は、ただ微笑んでいた。)なあ、路傍のガキよ。(その獅子は、ただ微笑んでいた。)お前がどんな身の上かは知らねえ。お前の心が何を叫んでるのかは知らねえ。(影から覗く角をまざまざと見せつけて。)だがな。(口から覗く牙をまざまざと見せつけて。)お前の「使った」人間の心が。(腰の刀を。亡くした恋人の遺品を。まざまざと、見せつけて。)…お前と同じ様にすり減っているのを、知ってるかよ。(怒りの全ては、緩む口元に還元される。)なあガキ。(戦いの喜びを知る体は、止まらない。)お前のようなガキが、どうして化け物と呼ばれるか知ってるかよ。(力の全ては、緩む口元に還元される。)よおガキ。(戦いの昂りを知る頭は、嘶いている。)お前は何をやらかしたのか知ってるかよ。(戦いの滾りを知る心は、燃えている。)ガキ。なあ、ガキ。俺はなあ、ガキ。戦うのが大好きだ。…わかったよ。俺は「殺意」を持っている。(鯉口が切られる。)わかったよ。(赤く光る目が、影を捉える。)俺の殺意は」   (3/20 22:36:04)
しぃずま@叉羅 > 「こ の た め に あ っ た ん だ 。」   (3/20 22:36:08)
ずま@叉羅 > 「ふるべ…(ゆっくりと歩み出す。刀に手を掛けたまま。…ふるべ。その言葉だけ、どうにか、知った。その人を離さないように、握りしめて。力を貸してくれとそう願うように、握りしめて。唱える。)我が魂は炎にあり、炎なくして魂は生きぬ。魂失くして蝶は舞えぬ。また蝶亡くして炎は燃えぬ。(かの剣に炎を纏わせる魔術の序文。それに、蝶を絡めて。足が早くなっていく。)胡蝶の刀あるからして炎潰えず、胡蝶の刀に炎は生きる。燃え揺る焔は蝶を揺らし、揺ら舞う蝶は炎を舞わす。故に炎蝶揃いし時、其れは。(歩みは駆け足へ。駆け足は完全なる走駆へ。)千を。万を。億を。全てを切り払う、刃へと成る。(掛けた手を握りしめ。)さあ刃よ、我が刀へ降りろ。(光り輝く、黄金の刃を振り抜いた。純粋な剣筋。避けるのは容易い、はずだが…それを当てるのが、剣の「頂」へ達する者。光たる、この戦いの中、最初で最後、最速の一閃だった。)」   (3/20 22:36:21)


大和守/アデルグント > (【悪】がいた。紛う事の無き邪悪が。此処で殺らねばそれこそ全てが終わってしまう様な。貴方の言葉には覚悟が灯っていて、それでも【悪】である事には変わりない。貴方が守りたいモノの為に戦うのなら、此方もーーそうしようとも。)「我が主、我が心、我が神よ。我が剣を以て悪を滅し、我が力を以て守を果たさん。咎人に罰を下せ、悪に正義の光を振らせ。我が字を真名を、炎の星へ捧ぎ冷たき怒りを降らさん事を此処に願う。ーー太陽の名の元に」(腕を上へと掲げた。詠唱を紡ぎ終われば空は悲鳴をあげて、大気はぐにゃりと歪む。直後に頭上には鋭利な氷柱が幾つも作られていて、それはアデルグントが指揮棒の如く腕を振り落とせば貴方目掛けて一斉に降っていくのだ。仮に命を落とす事になっても、それでも私は貴方を滅する為に動こう。それが死への近道なのだとしてもーー私の戦い方なのだから。)   (3/20 22:53:23)


フルディア/セリヤーナ > 「…久々だね、ここに来るのは。」(シントの土を踏むのは3年前のあの戦以来。目を瞑り胸に手を当て、かつての王をはじめ数多の英霊に安らぎと、これから起こる少々の騒乱を先に謝罪しておく。)「ずいぶんはしゃいでるじゃん。しばらく会わないうちに気でも触れたか?」(かつて王国を追い落とす足掛かりにこいつを利用した。その判断を後悔しちゃいないが、ケジメはつけなきゃならない。)「キミはあの時の約束を覚えてる?そう、互いを利用するためのいくつかの条件だ。一つ、旅団は個人主義。二つ、ボクの目的について。三つ、"聖地"は渡さない。」(指で数を示しながら丁寧に述べる。)「ここがヨズアの聖地だってのは当然知ってて挑発してるんだろ?まあそれは今はいいや。今言いたいのはそうじゃない。この大陸は生きとし生けるものの"聖地"。キミのような輪廻からこぼれ落ちた存在には出て行ってもらわなきゃならないってことさ!」   (3/20 23:11:35)
フルディア/セリヤーナ > 「灯せ 再起の篝火 失意の嘆息にも吹き消されず 涙の雨にも喪わず 天を衝く烽火は已往の灯標 燦として前途を翳す ~ダー・ニト・ロロイ・シュクロズア~ 《巨人の注ぎ火》」(詠唱とともに人差し指を空に掲げる。大地が焦げる音が弾ける。)「ケジメをつけよう、影に生きる者。この大地に立つべきなのはボクたちだ。ーー空虚な暗黒に火を灯せ!我々は、ここにいる!」(追加の詠唱に合わせて焦げた地面から炎が吹き上がる。ゴゥと音を立てる火柱に影がゆらめく。どちらに微笑むだろうか。)   (3/20 23:11:46)


清瀬/糸依 > 「帝国領の面影もないな、此所」(呟いた言葉は誰に向けてもいなかった。視界を回りへと流す。映るのは機械使い、それと恐らく刺繍の輩。先に出た大将とその腰巾着の背中を護るように佇んでいたのは、勲章なんて装飾もないどこか寂しい制服を来た一卒兵。三つ巴の私達は冷戦の火蓋を落としかねている、誰がどう仕掛けてくるかなんてわからない。嵐の前の静けさは恐ろしくて、漁夫の利なんて抜かしたことは言ってられなさそうだ。)   (3/20 23:34:18)
清瀬/糸依 > 「なかなかあらまし事こそうれ。……期待してあげますよって、この験担ぎ」(額には御守り、結い目は高く。三年前の此所だったろうか、彼の立派な武勇伝の一つを見届けたそれに僅かに願いを込める。これでも魔術師の端くれだ、願掛けぐらいはしてみていいだろう。これは生に仇なす存在への裁き、滅して当然たる特異への戒め。此所は帝国の地、何処の癡鈍がこんな無茶苦茶な話を通したかはわからないが、おめおめと渡すわけにもいかない。あと個人的なものとして、知り合いの犀汰と夜霧がお世話になった分と、中々に生意気をする旅団への腹いせ分。報いと八つ当たりの混じった気持ちをほんの少し言葉へとぶつける。)「水無瀬の湖面は吾の鏡。此度我、神の島嶼に乞いを響かせんとす。轟き一つ、地の魑。鳴き砂よ、卒の唄を今此処に」(遠くに捉えた影目掛けて、小石の礫を疎らに飛ばす。出方を探るように、何処か怯えたように放ったそれは、攻撃と呼ぶには少し優しいものだった。)   (3/20 23:34:19)

マリア/ヨハン > 「あンのおっさん……ッ」(ヨハンは隣で詠唱をするギゼムをちらりと見遣り、なぜかそちらのほうへずかずかと歩みをすすめた。詠唱を終えて仁王立ちをするギゼムの髭を下に思い切り引っ張り、彼の耳に口を近づけて叫ぶ。)「相手は不死の異形だっつってんだろ!無策に魔術ぶっ放して解決するならナアマもメナヘムもシドラもヤンハクもやられてねーっての!」(ぺしっともじゃもじゃの頭をはたき、次の瞬間には化け物をきっと睨みつけて。)「とはいえ、死なない為の抵抗は必要だな。悪い、今の一発はなんかおっちゃんのドヤ顔がむかついたからやっただけだ。」(なるべくあれと対話を試みて、謎を解き明かしてみようと目で合図する。シントは神の島というギゼムの言い分は最もだ。我々だけは、ヤツの口車に乗り呪詛を吐くだけの存在に成り下がってしまってはいけない。なぜなら、我らは魔術師なのだから。)   (3/20 22:38:25)


シロー/ギゼム> 「ヨハンちゃ⋯⋯いててて!なんだ痛ぇって!」(ヨハンが何やら近づいてきた事に気づいて視線を向けかけた所で髭を掴まれ、ぐい、と引っ張られると腰を曲げて髭を追い掛けるように顔を下げながら、急なあまりの出来事に語気を荒くした。)「おいヨハン!!」(急に髭を引っ張られて更には頭まで叩かれて、何だこの野郎と怒鳴るように呼ぶと、苛苛した感情のまま同じようにヨハンの胸元を突き飛ばすように片手で強く押した。)「あんな化け物と言葉を交わすだけ無駄だろ!言うに事欠いて憎き神だぜ?旧き神々の聖地であるここでよぉ!それこそどうか成仏して下さいお願いしますで何とかなる訳ないじゃん?魔術しかないでしょヨハンちゃん」   (3/20 23:03:07)


マリア/ヨハン> 「なんだよオッサン!!」(おいヨハンと言われ、売り言葉に買い言葉で唾を飛ばした。)「話が通じねーオッサンだな、老化で脳が縮んだのか?」(強く突き飛ばされて、なんでこんなところで仲間割れしなきゃいけないんだ、悪いのは話を聞かないギゼムだと頭に血を登らせて、腰に手を当てて応じる。)「魔術だよ、その魔術!アンタの魔術なら死んでくださいお願いしますって言ってるだけと変わんねーの!通じると思うか?アレに!だいたいあんた、オレに指図できる立場かよ!このオレを誰だと思ってんだ、オレだぞ!?」   (3/20 23:10:35)


シロー/ギゼム > 「つい最近までボンボンだった坊ちゃんが!!偉くなったつもりかぁ!?」(いつからこいつはこんなに偉くなったんだ!!吹っかけてきたのはそっちだろ!と同じようにイラつきながら、話が通じないと言わんばかりにぼりぼりと髪をかいてから応じた。)「ぽっと出の旅団員がこの俺に魔術について語るにゃ早いんじゃないの!?旅団に手引きしたの誰だったっけ!?ちょおヨハンちゃん今すぐそこに座って背中見せてみなよ!その刺青誰が彫ってやったと思ってんの?呪い殺すぞ!」(売り言葉に買い言葉でどんどんヒートアップしていった)「ヨズアの英雄様気取りですかぁ?このボンボンの坊ちゃんが!ペッ!!!」(顔に向けて勢いよく唾を吐きつけた。   (3/20 23:27:39)


マリア/ヨハン > 「あぁん!?」(これはまずい。ギゼムは完全に変なスイッチが入ってしまったようだった。曲がりなりにも魔術師である、口喧嘩は達者だ。そして─────)「それ、オレに脱げって言ってんのか?おいおい、盛るのはいいけど場所を弁えろよ、戦場だぞ!」(変なスイッチが入ったのは、ヨハンも同様のようであった。しかし、流石にそろそろ……と思っていたところ、顔に唾を吐きかけられて。ぷっつん。何かが切れた。)「おい言わせんなよ、解ってんだろ!?そうだよオレは英雄だ、文句があんなら多数決でも取ろうか!?幸い今ならオーディエンスにゃ事欠かねえぜ!」(もう何かきっかけでも無い限り、そうそう鉾を収められそうにない。そう思った瞬間、視界の端でボウと火柱が上がった。)「……セリヤーナ!」(『きっかけ』は思いの外早く訪れたようだった。)「おっさん、一時休戦だ。やらなきゃやられる、アンタが正しかった。   (3/20 23:47:24)
マリア/ヨハン > (最後にペっと唾を吐いた。地面にではなく、ギゼムの服に。)「─────ただし、半分だけな!」   (3/20 23:47:30)


シロー/ギゼム> (セリヤーナセリヤーナうるさい、お前を旅団に入れたのは他でもない俺だろ、と言いかけた所だったが、ヨハンの口から休戦だと言われれば溜飲は僅かに下がる。こちら優位で終われるなら、という理由もあってそれ以上吹っ掛ける様なことは言わなかった。)「⋯⋯そうだよヨハンちゃん、やらなきゃやられる。俺が正しかっただろ?」(そしてすぐ調子に乗るのもギゼムであった。ふんすと鼻を鳴らして背筋を逸らした所に唾を吐き付けられて、ギゼムは再びこめかみに青筋を浮かべた。)「⋯⋯⋯⋯見てろよォ!!!」(セリヤーナが好きなのか?俺のお古で悪いがなァ!とでも言ってやろうかと思ったが、流石に言わなかった。そんな事より舐められて終われるものか。キッ、と化け物の方を睨みつけながら声を荒げた。   (3/21 00:04:37)

ゑゐりあん/リュ-グナ- > (降り注ぐ魔術。魔術。魔術。波が、爆発が、岩石が、風が、氷が、炎が、氷柱が、火柱が、影に襲いかかる)…舐めるなぁァァァァァァ!!!!!(それに応じるように、リューグナーの触手も魔術師に向かって一斉に攻撃を開始。魔術を途中弾いたり相殺しながら触手は魔術師達に雨のように降り注いでゆく。しかし触手の隙間を通り抜けた攻撃も多く、リューグナーの体を傷つける)っがぁぁぁ!!(その攻撃に吹き飛ばされるが、すぐに着地し耐える。耐える。耐える)っはぁ…はぁ…っ!(既に服はボロボロ。再生能力もない。その証拠に攻撃により左腕はもはや存在しなかった)っぐぅ…っぁ…名前…か…ッ(とある魔術師から名を尋ねられるリューグナー)…俺は……ブ……。…いや…ッ(何かを言おうとしたリューグナー。しかし、すぐにその言葉を飲み込み、魔術師達に大声を張り上げた)   (3/21 00:16:29)
ゑゐりあん/リュ-グナ- > 俺の名前はリューグナー!嘘(リュ-グナ-)を以て嘘(神)を殺す者だ!死の水も俺の差し金さ!!気に入ってくれたかよ!?俺はなぁ…神を殺すって決めてんだ!!この世から神を信じる者全てをぶっ殺すって決めたんだ!だからてめぇらもぶっ殺す!魔術師共は全員ぶっ殺す!!あの百騎長と同じように何も護れずに死にやがれッ!!(血を吐きながらも己の名を告げる。毒が毒を制するように。命が死を制したように。リューグナーという嘘で神という嘘を制する。それが俺だ)ここが聖地だろうがなんだろうが知ったことじゃねぇ。俺は神を殺すって…あの時俺の全てを奪った神を殺すって決めたんだ…ッ!世界を敵に回してでも…俺の全てを奪った神を…ッ!俺の大切な彼女を奪った神を殺すッ!!!(それは、宣言だった。己に訴えかける宣言だった。全てを思い出した彼の、ただの非力な人間だった時の記憶を思い出した彼の宣言だった。想い人を神の手によって奪われた過去を。想いを告げる前に幼馴染を神に殺された過去を思い出した彼の、魂の宣言であった)神を殺してやるから…てめぇらも死ね…ッ!   (3/21 00:16:31)


一巡目被弾ダイスヨハン→99 ギゼム→32 叉羅→6 鬼若→10 白梅→34 アシュトン→55 アデルグント→32 セリヤーナ→13 糸依→97

被弾回数集計
ヨハン(2) ギゼム(2) 叉羅(0) 鬼若(1) 白梅(1) アシュトン(2) アデルグント(1) セリヤーナ(0) 糸依(2)


二巡目攻撃ダイス
叉羅→90 アデルグント→1 セリヤーナ→90 白梅→1 雷鏡→3 鬼若→76 糸依→25 合計286 残り258


マリア/ヨハン > (『そうだよ、オレは英雄だ。』─────それは、己を奮い立たせる言葉にしては随分と軽薄に吐かれた。傲慢。高慢。横柄。……ヨハンの足元を救ったのは、何よりもヨハン自身だったのかもしれなかった。)「……っちょ……おっさん、」(影の触手が地面を穿ち、殺意を持って襲いかかる。)「逃げ───────」(咄嗟にヨハンはギゼムを庇い、影の触手に横腹を貫かれる。スザンでも、ウェントでも死ななかったんだ。こんなところでオレが死ぬ訳ないじゃないか。若さ故の過ちは、致死量に及びかける。)「……っげほ……う、……逃げろっつったろ」(その場に血反吐を吐き、がくりと膝を折る。)「……やっぱり、アンタは、話が通じねえな………」  撤退〆 (3/21 00:28:51)


フルディア/セリヤーナ > 「踊れ 大地を駆ける炎のロアよ 姿を顕し夜を祓い 蹉跌の巡礼を照らせ ~ダー・ニト・ロロイ・シュクロズア~ 《ジャック・オー》」(足下に這い寄る触手は流れるようなステップでかわしながら小火球を多数撃ち込んで蜂の巣にする。自分でもよく使う手だ、いなすのはそう難しいことでもない。)「……そうか…あの百騎長は死んだのか。いいやつだったよ、こんな時代じゃなきゃなおさらだ。」(ダイス遊びをしたのがもう懐かしい。戦争には似つかない人材だったろう。)「神を恨むのは筋違いというものだよ。この地上は人の世界。魔術は争うことをやめられない人間が畜生道を征かないための旧い旧い道しるべ。神は天上からボクらにそれを示すだけ。神を殺すだって?キミがやってるのは逆恨みの人殺しさ。」   (3/21 00:32:23)


マリア/アシュトン > 「──────うわぁああっ!」(撤退を決め込んでいたアシュトンは、影の触手に叫んだ。ガトリング砲・カトリーナを庇った腕を触手が刳り、鮮血が吹き出す。)「……このくらいは、トレードオフかな……さすがに無傷じゃ済まねえか。」(強がるように口角を上げ、移動式シェルターのハッチを締めた。)「大層な土産を貰ったよ、”リューグナー。”」(いや、やっぱり”マザーファッカー”かな。まぁどうだっていい、だってさ、どっちもきっと─────────────”嘘”なんだろ?) 撤退〆   (3/21 00:42:52)


シロー/ギゼム > (ヨハンの事は凄い奴だと思う、英雄だとも思うが、だからといって舐められるのは嫌だ。俺もシュクロズアリ旅団の一員なんだ。このままで終われるか。そんなプライドがギゼムを突き動かす。この俺が奴を殺して、シントを再びヨズアの地とする。頭がいっぱいで、反応が遅れてしまった。)「───ヨハ⋯⋯っ!!ぐ、ふっ⋯⋯!」(走馬灯のようにゆっくりと、ヨハンが自分の目の前へと躍り出る。だけど世界が緩慢に見えたのはその一瞬のみで、次の瞬間にはヨハンの脇腹を鋭い影が貫いて、勢いで吹き出した血が顔に飛んできた。自分を胸を貫こうとした影はヨハンが身を呈して防いで、自分はといえば他の黒い影に肩口を抉られただけであった。思わず肩を抑えて片膝をついたが、貫いた影が空気に溶けるように消えてがくんと膝を落としたヨハンに急いで膝立ちになりながら近付くと、まず何よりもと、悪態なんか吐ける筈もなくヨハンの体を支えた。)   (3/21 00:46:18)
シロー/ギゼム > 「⋯⋯ っヨ⋯ハン⋯⋯。⋯⋯ッこの野郎ォ⋯⋯ッ!!」(キッ、と黒い影を射殺さんばかりに睨みつけたが、ヨハンが再び血を吐いたのに合わせて、歯をぎりぎりと噛み締めて。)「この俺が助けられちまった⋯⋯ヨハン⋯⋯。⋯⋯っ⋯⋯俺が悪かったよ⋯⋯っ」(ヨハンと肩を担いで、様々な要因に対して悔しげな表情を浮かべながら戦場を後にするのだった。  撤退〆 (3/21 00:46:19)


グレー./雷鏡 ◆ > ……雷よ!彼奴を貫け!!!(と、詠唱を終えると共に雷を1本。リューグナーに落とした。わざわざ雲を天に張ってまで撃ったのだから、さすがに回避とまでは行かなくとも身構えるくらいは余裕で間に合うだろう。しかし、直後のリューグナーの発言は、俺を怒らせた。)……百騎長のように…???……トールさんのことか……(と、その瞬間、俺の中で何かがキレる音がする……その瞬間、翼が更にもう一対追加され、拳には雷が集っていく…!)トールさんの事かぁあああああ!!!!?   (3/21 00:53:09)


大和守/アデルグント > 「ッ……、ぐ……」(影が魔術師を襲う。それはアデルグントも例外ではなく、切り裂かれた腕が血を吹いた。青がじくじくと紫へと変わっていく。苦痛に眉を潜めて、次なる攻撃を仕掛けようとーー)「………………き、さま」(暗にーー否、貴方は『百騎長』を殺したのだと。あの『百騎長』、トールを殺めた張本人であるとの言葉を、耳に入れて。大きく目を見開き、強烈な怒りに冷たく凍っていた顔を歪めるのだった。)「ふッざけるなよ……リューグナー」(小さな呪詛の言葉。名乗られた貴方の名前を呼んで、どうしようもなく怒りと殺意を露にした。)「我が力よ剣よ怒りを照らせ、悪を裁き滅し塵と化せ。罪を罰し咎に死を与えよ、地獄の罰を死の後の咎を!! 太陽の名の元にッ!!」(怒りに身を任せアデルグントは締め句を叫んだ。その瞬間、冷たい風が戦場に吹く。吹かれた貴方の周りの地は凍っていきーーそして、棘が現れる。まるでそれは地獄の針地獄で、貴方を突き刺そうとするのだ。怒りのままに紡がれた魔術が、何れ程まで綻ばずにいられるかは分からないけれど。)   (3/21 00:56:30)


クロ:白梅 > ( まるで酷い物語の様だ。ハッと辺りを見渡せば此方に向かってくる相手の攻撃。数回避けるも、やはり数が多い。避けきれなかった攻撃を腹に食らってしまう。「 ぐ、ぅ"…ッ 」と呻き声をあげながら後方に吹っ飛ぶも、必死に片手もついて踏ん張り、地面に転がるなんて醜態を晒す事は無かった。ザザッッと土を削る音が聞こえる。それと同時に敵の攻撃にやられる我が子…基、軍人であり友人とも云える糸依が視界に入る。「 糸依!!!! 」と叫べど、不本意に近寄れば、2人同時にお陀仏。なんて事が有り得るのだから、苦々しい顔をして、自分は嘘( リューグナー )と名乗る貴方の元へと駆け出した。)   (3/21 00:57:38)
クロ:白梅 > 氷刀生成、一刀両断。華を散らすは氷の刃…( 駆け出しながら、詠唱を口にする。刀を腰から引き抜き、後ろに構えれば、いつしかその刀の周りに氷がきらりきらりと光ながら生成されていく。そして、その氷は詠唱を続けていく毎に厚みを、大きさを増す。ぐい、と真横に、力強く。リューグナー目掛けて振りかざした_)   (3/21 00:57:41)
クロ:白梅 > ( …__しかし。それと同時に。真横に引いた時に。貴方の言葉が耳に入る。ハッとして目を見開き、強く、強く。唇を噛み締めた。だって貴方のその言葉は叫びは。_既視感があったのだから。" 全てを奪った "。その言葉が耳に入り、手に持っているこの刀の持ち主であった、愛しきあの人の事を思い出してしまう。嗚呼もしも自分も神を呪い、殺意を抱いて居たのなら。_貴方と同じ立場に居たのかもしれない。そんな事ばかりが脳裏に過ぎる。「 御主も、」と、小さく呟いた途端、必死に繋ぎ止めていた集中が途切れてしまった。パキ、バキン、と音を立てて崩れ落ちていく。美しき刀身を見て、白梅は身体と心を震わせた。嗚呼、氷の刃は貴方に届く前に砕け散ってしまったのだ。)   (3/21 00:57:49)


清瀬/糸依 > (せり上がり、地を伝い、そして空から降り注ぐ影色の触手。短歌のような短い詠唱では手数の多いそれを凌ぐことはできず、上から来るのは巨大な鈍器で地に叩きつけられた衝撃。──悲鳴にもならぬ苦痛、それでも攻撃は止まない。痛む体に鞭を打って顔を上げて、痛覚以外に訴える違和感がつきまとう。左側の色は消え、私は世界からはぐれていた。袖で目元を拭えば激痛と共に視界が開けた、どうやら瞳は無事らしい。おいおい、役に立たねぇな御守り。)「……は、は。げに、高運なり」(最早清々しい程のやられように笑うしかなかった。微かに震える手先、こんな敵とやりあえるなんて軍人冥利に尽きる。特に痛むのは何本かはその衝撃に耐えられなかっただろう肋骨と、皮膚の表面を擦られたらしい額か。大将と鬼若が此方を頼りない目の色で見るのがわかった。痛みに歪む顔を無理やり引き締めて立ち上がると、辛い呼吸を肩で何とか整えた。)   (3/21 01:14:34)
清瀬/糸依 > 「……神島を、我らが奪いければ…他が奪を重ねるのは、至極当然の果なり。……易々とはやられてやらぬのが、役目よ」(死なないだなんて確証はなかった。恐怖を感じるには昂りが抑えられず、感じた護りが心強すぎただけ。)「吾が無知連れるは我が配地。身の耽溺に慈悲は亡し。今宵拝むは皆草葉の陰。───穿ち落とせ、黄泉の山」(リューグナーへと目掛けて地から柱で貫こうとする。魔術師に必要なものは信じる事と届ける言葉、誰がいつか神を殺そうが、其所に“在る”と誰かが思う限りその対象が死ぬことはない。嘘も信じればれっきとした誠だ。くそったれな神々を私は信じよう、貴方が殺すと垂れたその願いは潰してみせよう。先にくたばるのはきっと、此方ではない。)   (3/21 01:14:41)


しぃずま@叉羅 > 「(影の槍を捉える。迫る刃を見て、見て、見て…密着した状態から、最小の動きで回避しヤツの横を駆け抜ける。そして十分な距離を保った上で、炎天に浮かぶ陽のような、眩い刃をまた、鞘の隙間から光らせた。)手柄を大声で叫ぶのは、戦争じゃあ死者への尊敬を込めたもんだ。(大股の一歩、少ない歩数かつ素早い動きにより一瞬で距離を詰め、)だがなガキ。(懐から刀の一振りを打ち放つ。輝きは一層激しさを増し、暴れ狂っている。その男を食いちぎらんとする、はっきりとした殺意。彼のそれが、炎に、具現化している。)お前の叫びは「侮辱」だ。(振り切ったのち、そのまま目の前で、刀を構え相対する。たとえ触手に貫かれたとしても、その刀を下げる気はない。…殺意は、そんな痛みに消されるような生半可なものではない。あの子は、黒くあるべきではないのだから。あの戦士は、踏みにじられるべきではないのだから。)覚悟しろ。…お前は、俺達には勝てない。」   (3/21 01:17:23)


大和守/鬼若 > (襲い来る影を刃で切り払いながら回避を行う。と同時。想い人の叫びが聞こえた。どうやら誰かの字、見れば居たのは酷い傷を負った兵。仲間を大切に思う事は良い事、けれど仄かな嫉妬を覚えてしまうのはお許し頂きたい。この身は貴女への愛で作られたモノなのですから。然しそんな感情を抱いている暇は無い。敵の元へ駆け出した貴女を視線で追い、敵へ攻撃を食らわせるのを待っていた。けれどそれは)「ーーーー白梅様ッ!!!」(その手の中で、貴女の魔術が綻び堕ちるのが視界に入った。叫び全ての力を以て駆けていく。)「風よ闇よ影よ 呼応せよ 白華の守人 その身を以て 我が力を顕さん 影よ仇敵の如く為り給わん事を 風よ切り裂き舞わん事を 花鳥よ鳴き 風月よ駆け給え」(駆け付ける合間で魔術を紡ぎ、貴女の隣へ立った所で魔術は完成した。己の影から、まるでリューグナーの使用している影の様に伸ばせば尖った先で切り裂かんと舞う。強烈な風が吹き、その中で振るった扇子は幾つもの刃を生み出し切り斬り舞う。彼女に何かあれば自分は正気が保てる訳が無い。貴女を失わないように、華を散らさぬ事の無いように。『花守』は、敵である貴方を憎悪の籠った瞳で睨み付けた。)   (3/21 01:22:09)


ゑゐりあん/リュ-グナ- > (影の獅子、雷の矢、地獄の針、氷の刃、地の柱、炎の刀、風の剣。その全てが明確な殺意と共に、悪を滅する正義と共にリューグナーを屠らんと迫り来る。しかしリューグナーは終わらない)逆恨みの…人殺しだって…ッ!?(彼らを貫いていた触手は消え、代わりに影から無数の手が現れる。そしてその手は再び魔術とぶつかり合い、魔術師達に降り注ぐ)そんなの…俺が1番よくわかってるよぉっ!!神を殺すっていう理由も…ッ!魔術師を全部殺すっていう手段も…ッ!全部…全部間違ってるのは…俺が1番…よくわかってんだよぉぉぉ!!!(誰かの正義がリューグナーの右足を傷つける。しかし嘘は崩れない)だけど…ッ!だけど!!俺の心にそんな“嘘”でも付かなきゃ俺はもう壊れそうなんだッ!!大切なものを失って…ッ!全てを失って…ッ!!けど誰も恨むことは出来ない…ッ!!!(誰か正義がリューグナーの頬を掠める。しかし嘘の涙は止まらない)   (3/21 01:50:43)
ゑゐりあん/リュ-グナ- > なら…もう神を恨むしか俺に道はねぇんだよぉぉぉぉ!!!!カルナの仇を…ッ!あいつの仇を…ッ!家族の仇を…ッ!!恋人の仇をッ!!神に向けるしか俺には道がねぇんだよぉッ!!!(その絶叫に呼応するように、影の手は伸びる。未来を掴むかのように伸びる)殺せよッ!!殺してみろよッ!!俺はもう後戻りはできねぇッ!!前に進むしかねぇッ!!全てを殺してッ!!全てを滅茶苦茶にしてッ!!そうしてあいつの仇をとったって自分の心に嘘をつくことしか出来ねぇッ!!(嘘は泣いていた。嘘は、痛みに泣いていた。恋人を失った痛みに、他人を傷つけてきた痛みに、自分が傷付けられる痛みに嘘をついてきた嘘は泣いていた。そして嘘は最期まで嘘をついていた)てめぇらを全員殺してやる…ッ!(もう、嘘はつきたくないんだ)だからッ!!(だから)俺を殺せぇぇぇぇ!!!(俺を殺せ)   (3/21 01:51:35)



二巡目被弾ダイス
叉羅→27 鬼若→97 白梅→5 アデルグント→49 セリヤーナ→65 糸依→49 雷鏡→83


被弾回数集計
叉羅(1) 鬼若(3:LOST) 白梅(1) アデルグント(2) セリヤーナ(1) 糸依(3:LOST) 雷鏡(1)


三巡目攻撃ダイス雷鏡→75 白梅→26 アデルグント→28 イビーリオ→72 フィディア→86 竜灯→91



グレー/雷鏡 ◆ > うおっ!!?(と、影の手に驚き、俺は体勢を崩して地に落ちる。ある程度軽減したとはいえ、それでもダメージはデカい。となると……)そうかい……もう戻れないと。確かに、恨みというのは誰にも向けられないとわかった瞬間、どうしようも無くなるのさ。でもな、(刀を構えて、俺は立ち上がった!!)だからといって、全く関係の無いものに八つ当たりをするのとは違う!!!(と、その哀しき嘘つきにそう言い放つ。)   (3/21 14:25:49)
グレー/雷鏡 ◆ > 人の生き死にってのはなぁ!?色んな因果が絡み合って偶然に偶然が重なって起こることなんだ!!!誰かに意図的に殺されでもしない限りな!!!人はいつか死ぬ!それが順番で定められているだけだ!しかし、人には「言葉」があり!それによってその人の思いや意志を受け継ぐことが出来る!!故に!誰かが死んだからと言って神を恨み!!そして他人に八つ当たりをするというのはお門違いだ!!!(と、雷が俺の刀に集っていく!!)人は誰がが死んだとて!それでもその現実を受け止めて生きねばならないのだ!俺も両親を戦争で失い!兄をイモータルに殺された!しかし!その現実を受け止めて前に進み続けるのが!俺の生き方だァァァァ!!!!(と、相手に肉薄し!!全力の一撃を叩き込む!!!)雷刀!!!!(と、雷の乗った全力の居合斬りを相手に浴びせた!!!!)   (3/21 14:38:57)


大和守/鬼若 > (──悲痛な叫びが響いた。それはかつて失った者への愛で恋で想いで満ちていて、どうしようもなく彼の事が哀れに思い同情しそうになってしまった。表情を歪めていた感情は、『憎悪』から『やるせなさ』へと変わっていた。あまりにも、あまりにも可哀想だと思ってしまうのだ。だって──もしも、この御方を、想い人を失ったら間違いなく自分は彼と同じ様になるだろう。それだけは間違いない。否、想いを知る者達なら万人にその可能性はあった。のだから。だから、だからこそ。)   (3/21 14:24:24)
大和守/鬼若 > 「────やらせるかよッ!!!」(影が手が己を、そして彼女を襲うのを見て。一瞬も迷う事無く、鬼若は叫びと共に彼女の前へと庇う様にして躍り出ていたのだった。彼女を失いたくなどない。それが死への致命的な一歩だったのだとしても。鬼若は絶対に止められなかっただろう。魔術を紡ぐ暇も無く、扇子の刃で影の一つを切り捨てる。そして他の手へと刃を振るおうとした、所で。既に目前に迫っていたそれを扇子ではなく手で止めようとした。掴もうとした。けれどその手応えの無さに一瞬戦き力が緩んでしまい。)「……ぁ……あ、……っが、ぁ、ぅ……ぁ、ぐ……」(その一瞬で、手は鬼若の左腕を掴んでいた。それは人ではない。異能によって作られた力だ。瞬きをする間もなく腕が紙をぐしゃぐしゃに丸めるかの如くひしゃげ、千切れ、使い物にならなくなる。ぼたりと、左腕が堕ちた。攻撃はそれだけに留まらず、勢い良く新たに飛来した腕が腹を貫いたのだった。血を吐いた。命が溢れる。体に力が入らずがくりと崩れ落ちて、うつ伏せになって倒れた。──もう、立てはしない。)   (3/21 14:24:41)
大和守/鬼若 > 「……しらうめ、さ、ま…………」(頼りなく情けない声色で想い人の字を呼んだ。嗚呼、彼女は大丈夫だろうか。己が動けなくなったこの隙に魔の手が及んでいやしないかと。己の身など考えず、ただ彼女の事を考え案じていた。どうか神よ。己の身から何れ程奪おうと構いません。けれど愛しき人だけは奪わないで欲しいのです。己の『唯一』を、『一番』を。どうか────……。)   (3/21 14:24:43)


クロ:白梅 > ( 氷が砕け散り、きらりきらりと宙で輝く。黒い影が、ゆらりと光ったような気がした。長く、長く、砂時計が落ちていく。" 駄目だ "と。そう思ってしまったその瞬間だった。風と共に自分の名を呼ぶ貴方が隣に来たのだ。「 鬼若、」と呟くように名前を呼べば、まるで自分を護る様に魔術を相手にぶつけて行く。 その背が、顔が、全てが酷く頼もしく思えた。戦場での僅かな幸福感。それが、絶望へと変わるのは_案外早かった。) ( 黒い手が皆を襲う、襲う。早くこの場から離れなければ、と思えど時既に遅し。無数の腕が手が此方に向かって来る。詠唱は間に合わない、咄嗟に両目を閉じ、唇を噛み締めて痛みに耐えようと構える。嗚呼、嗚呼。白梅の身体を貫く_____事は、無かった。)   (3/21 14:47:34)
クロ:白梅 > ( 目を開く。目の前で自分を護る様にして立ち、影の手により左腕を亡くしたその背が。腹を貫かれ、ぐらり、と倒れ込む貴方のその姿が、目に焼き付く。小さく字を呼ぶ貴方の声が入り込んだ時。やっと、やっと。物事を理解出来た。咄嗟に出た言葉はたった一言。「 筑紫 」とだけ。震える手で貴方の背を触れば、生暖かく、ぬめぬめとした血が白梅の手袋に染み込む。嗚呼、嗚呼。貴方迄居なくなると云うのか。嗚呼、貴方迄腕を無くすのか。嗚呼、貴方迄、妾を護って散っていくのか。どうして、どうして。どうしてどうしてなぁどうして。_どうして、こんなにも非力なのだろうか。)   (3/21 14:47:37)
クロ:白梅 > ( 自分は何も出来ない。無力で非力な人間だ。ポケット中に念の為に入れて置いた簡易的な治癒魔術用の紙を取り出せば其れを静かに詠唱する。氷の魔術以外はてんでダメだと云うのに、何故か今回だけは上手くいった。止血しか出来ていないのだけれど。自分より背の高い彼を軽々と持てるわけが無いのに、何故か持ててしまう辺り、白梅が表に出せてないだけで、酷く荒れているのが分かるだろう。血が、ぽたぽたと白梅の服を身体を汚していくのも構わずに、巫女や兵の居る場に連れて行けば「 此奴を頼む 」と伝える。渡す直前に、手袋を外し目を細め、鬼若の頬をゆるりと撫でれば、何も言わずに恨めしい嘘で固められた貴方の所へと向かった。)   (3/21 14:47:46)


大和守/アデルグント > (【悪】である筈の貴方の叫びに、アデルグントは動きが止まった。目を丸くした。それは己と同じだったから。想いを無情にも散らされて、伝える事すら出来ずに終わって。眉を潜めて、どうしようもない【嘘吐き】を、見ていた。)「くッ……う、……ッ!!」(そのせいで、反応が遅れる。回避が間に合わず影の手が頬を掠め、一つ紅が引かれた。続けて襲ってくる影はレイピアを振るい切り落とし、貴方を、今まで【嘘】を口にしてきた貴方を、リューグナーをキッと鋭く見詰めた。)「それが貴方の本心ならば……」「──『殺せ』というのが……嘘でもなく、本当の『言葉』であるのならば!!」(────もし、そうであるのならば。)「敬意を誇りを以て貴方を討ちましょう、殺しましょう……──リューグナー!!!」   (3/21 14:58:08)
大和守/アデルグント > 「──私は『騎士団長』、アデルグント!!」(己の字を叫んだ。すらりと細く輝くレイピアを貴方へと向けて、貴方へと届く様に、【嘘】を暴いていくかの様に堂々と言葉を紡いでいく。)「王国の剣であり、民の盾であり、悪を滅する光であり────」(──そして。)「────【嘘】を終わらせる者ですッ!!!」(そう、『宣言』した。)   (3/21 14:58:10)


清瀬/糸依 > (貴方の叫びは確かに感情としては正解で、無惨なこの世を呪う言葉に狼狽える者も居ただろう。何も思わない訳でもなかった、払拭のできない罪悪感に貴方と同じイモータルを逃がしたこともあった。今はどうだ、彼は領地を侵したれっきとした敵。きっと声を張り上げた其の主張も嘘だろうと、思い込むことで自分を正当化する。周囲を見れば満身創痍の者も少なくない、攻撃を一斉に背負うその姿は、まさに怨念と呼ぶに相応しい禍々しさであった。)「地の魍魎よ、芽吹きを待つ花卉を抱えし荒原よ。我は今────ッッ!!あ゛っ……い、ぅ……っ………」(無数に伸びたのは光を呑む黒い手。叩きつけ、掴みかかり、そして捩じ伏せようとする憤怒の異能。逸り畏れる気持ちを自分の奥へと押し込めて紡いだ言葉を遮るのは、負傷した肋骨を襲った魔の手であった。決して脆くない筈の体が簡単に崩れる。腹を庇うように倒れこんで、そのまま動けなくなってしまった。   (3/21 15:03:09)
清瀬/糸依 > “これ以上は無理だ”というように視界は危険の印、赤色灯の色で染まっている。その中に幾つも、目の裏を刺すような激しい点滅と溢したような黒ずみで、頭や思考までもが恐慌をきたして侵されていった。)「…………ぁ、あ……」(首を絞められている錯覚、気息すら苦痛を伴う。止まらぬ喀血は温かく、脳裡には今まで自分がこの目で見てきた軍人の最期。激しい火花の中殉死に終わった彼らのように、私も看取る人すら居ないのだろうか。誰か、誰でも良い。気を手放してしまえば何もかも終わってしまう、そればかりを考えて泥濘へと嵌まる意識を賢明に足掻かせる。音も色も掠れた世界で、今自分が見ているものが現実かも幻覚かもわからぬまま、全てに暗幕が掛かった。)   (3/21 15:03:10)


シロー/竜灯 > (化け物が生み出した影が蠢いて、騎士団や帝國軍など区別もせず穿っていく。倒れ伏す魔術師が支援兵により後方に下がっていくのと入れ替わりに、控えていた帝國軍の魔術師がまた前線へと動く。竜灯もその内の一人として前へと出た。少しずつその不死の体に傷がついて居ることに気づいた魔術師が達の士気は高まるばかりであった。)「⋯⋯おい!おんしゃあ覚悟しちょれよ!こん俺がぶっ殺しちゃる!!!英雄になる男、竜灯が!」(背後には、支援兵によって巫女の元に運ばれていく糸依の姿。傷付いて意識を失った糸依であったが、専門である巫女に彼女の事は任せて、竜灯は前に進み出て高々と宣言した。眉間に深い皺を刻んで、めらめらと燃えるような視線を化け物へと向けた。)   (3/21 15:14:57)
シロー/竜灯 > 「おんしは俺の女を傷付けたきに、絶対に許さん!!ああ、おまんだけはこん俺が直々に殺しちゃる、今すぐぶっ殺してやるぞリューグナー!!!」(それ以上言葉は不要。武功目当てにやってきたシントであったが、もう既に自分とあの化け物とは同じ穴の狢であった。『俺を殺せ』と宣う化け物に対して怒号を返事として返し、仇討ちの為に呪文を紡がんと、竜灯は口を開いて両手を前方へと向けた。)「焔の神ぞ、依代をここに。火蜥蜴の主ぞ、御身をここに。蛮勇たる緋ぞ、昔なる火ぞ、地の底より出でし。霊峰守山に在して、灼熱の根源たる竜王よ、我が仇の数々を立所に灼き払ひ給えと念じ願ふ。いざ。」(宙に火の粉が集まり、翼持つ幻想の生物、竜の姿を形取る。大口を開けて声なき咆哮を上げた炎の竜に呼応するように竜灯も雄叫びを上げ、炎の竜は真っ直ぐリューグナーへと向かっていった。)「奴を焼き払え!!仇討ちだ!あん化けもんをぶっ殺せぇぇええええッ!!!!」   (3/21 15:14:59)


クロ:白梅 > ( 落ち着け、落ち着け。この場で全てを出したら味方も敵も関係がなくなる。落ち着け、被害を増やすな。落ち着け、落ち着け、恨みに呑まれるな目の前を見ろアレに成り下がるな。良いか、良いか。落ち着け。_心の中で独り言をぐるり、ぐるりと考えていれば、耳元でしゃらり、と耳飾りが鳴る。まるで兄が肩を持ち『 大丈夫だよ 』と言ってくれている。そんな気がした。) ( 勢いよく面を地面に捨てる。そして刀を静かに構え、少し遠くから詠唱をした。これが、白梅の。白梅なりの、2人を想った。軍の子達を思った、詠唱だった。)   (3/21 15:20:13)
クロ:白梅 > 氷弓生成、四の刃。砕けよ思想と弟切草。流星群と氷の結晶。砕氷唱えや、枯らせよ徒花。( 氷の刃が、白梅の周りを踊る。刀を一振、振ればその刃は影の元へと飛んで向かった。かたり、と刀を仕舞い、敵を見据える。酷く、酷く冷たい表情で。酷く冷たい声色で。酷く冷めた視線を送り、ぽつりと呟く。「 御前は憐れな華であるな、愚かだが美しくもあったぞ。_地獄の輪廻に乗っかり二度と這い上が出てこないことを、祈ろうか 」 )   (3/21 15:20:15)


黒助/イビーリオ > ――リベンジマッチの時間だぜ(騎士団長が『宣言』した。得物を敵に突きつけ、その最後を示すように声を高らかに。それを聞き、ここで動かなければ何がロマンか。そう思考しながら殺していた気配をあえて晒け出し、殺気を向け、否が応でも自分へと意識を向けさせる。それと同時に両手に抱えた巨大な袋を――口を開けた土嚢を相手の頭上へと、真上から落ちてくるように放り投げた。それに合わせて跳躍し、三方から囲み放たれる魔術に合わせて宣言し、その言霊を換言する。自分の魔術に彼らのような口上はなく、祝詞もない。必要なのは言霊と、覚悟と、信念と、ロマンだけ――手繰り寄せるは母為る大地の一欠片、掲げた両手には砕けた長剣の柄を握り、そこから先へと依り集まって形を作る。それは巨大な刃だった。元にあった長剣の物よりも大きく、分厚く。それでいて何よりも鋭く、ロマンの籠った刃。空中であるがゆえに頭上の光を遮り、そこに乗せた殺気で相手へと重圧を掛けていく。一人だけだったら絶対にとらない、寧ろ相手に塩を送る行動だが。迫り来る焔の龍の輝きでその影は塗り潰されていく)   (3/21 15:35:37)
黒助/イビーリオ > お前の言うオワリは、ここで終わりだ!てめぇがやって来たこと全部、後悔しながら消えやがれ――ッ!!!(跳躍した体は重力に負けて落ちていく。頂点を越え、両手で高く振り上げた剣を振り下ろす。剣の重量、落ちる速度、振るう剣の速度――自分にできる完璧をこなし、放つこの一撃で、これから起こる悲しみの連鎖を絶ち斬る)   (3/21 15:35:39)


清瀬/フィディア > (潮を孕んだ風が肌に貼り付いて心地悪く、靡く髪も心なしか重い。下がっていく同志を見下ろしながら、やけに不機嫌そうな男が入れ替わってシントの戦場へと足を踏み入れる。)「いやぁ、ほんと地獄絵図だね。俺らの聖地なのによくやってくれるよ」(影に侵食され荒らされた聖地は哀しく、汚された景色がより苛立ちを募らせる。遠くながらも何かを怒号するリューグナーがよく見えた。既に体は満身創痍といったところ、誰がどうやってアレを朽ちさせる鍵を見つけたのだろうか。)「嫌さぁ~君の過去とか微塵も興味ないから!俺結構むしゃくしゃしてんだよね、なんでこんな役やんなきゃいけないのかな……ったく……!!」   (3/21 15:45:24)
清瀬/フィディア > (槍の先の旗を柄に巻きつけて、あの頭のいかれた女海賊が居ないことに少し安堵した。ウェントでは自分だけが敗戦を期し、自由にやれればなんて思ってたのにあれよあれよとシントに駆り出されて。アレのせいで傷ついた同志を見てて何も思わない程薄情ではなかった。)「あ゛ぁーもう!!帰ったら散々詰ってやるからなあのくそったれおっさんと生意気な若造!!」(そこにセリヤーナを加えなかったのは良心というよりも、彼女の食えない性格ではネチネチと何かを言っても此方が拍子抜けしてしまうだろう事を嫌ったから。益々ムカついてきた、特にギゼムの方。帰ったらあの鬱陶しい髭ぶち抜いてヨハンの飯にでも入れてやろうか。……流石に怒られちゃうかな、給食当番くんとかに。)「青雲の如く高々と、天津の風よ、吹き閉じよ。囚われの御霊を清廉と、砂礫のつむじよ、還し給へ。レラ アシ レラカムイ。ダー・ニト・ロロイ・ロジータ」(ハルベルトの先をリューグナーへと向けると、リューグナーの周りに吹き上げる風を漂わせた。若干の浮遊感を伴うそれは瓦礫や石を巻き込んでリューグナーへと纏わり付く。)   (3/21 15:45:28)


大和守/アデルグント > (──レイピアを頭上へと掲げた。貴方からの次なる攻撃を食らえば、己はもう動けないだろう。既に左腕はじくじくと痛みを増していて、出血でふらつく。泣いても笑っても、きっと────これが最期だ。ふーっ、と深く息を吐いた。汗を拭う余裕すら無く、けれどしっかりと貴方を見つめて。詠唱を紡ぐ。魔術を顕現させる。奇跡を此処へ。想い人の様に『太陽』として為れるよう。在れるよう。あの御方の、『太陽』の、ヘスティアの様に。)「──我が仰ぎ見し、氷晶の貴公子よ。虚へ終焉を与え給え。慈悲の一陣をいざ此処へ。我願う。我誓う。信念を以て誓いを立て、剣を以て己を律し、義を以て悪を裁き、慈を以てか弱き者を護る事を。──騎士としての誇りを掲げ歩まん事を」(それはまるで『叙任』の言葉だった。けれどもそうだ。今此処に『騎士団長』として、改めて。アデルグントは紡ぐ。紡ぎ続ける。掲げたレイピアには何もかもを凍てつかせてしまいそうな冷気が集い、そこに存在していた。魔術を紡ぐにつれ、その量は増していく。)   (3/21 15:53:15)
大和守/アデルグント > 「────我が字アデルグントに、勝利の女神に、炎の星に於て冀う──穿て!!」(──アデルグントの字は『高貴な女戦士』の意味を持つ。その字を体現するが如く、一切の振れも無い鮮やかな軌道で振るった。冷気は従順な兵の如くそれに従い、一直線に貴方の元へ飛び──そして凍った。一際大きな氷柱が一つ。その周りには細く長い氷が数個。形を得た彼らは、貴方目掛けて堕ちていくのだ。いっそ心臓を一思いに貫かれて、苦痛が長く続かずに逝けますように。これは慈悲だ。星に願を掛けるかの如く、細やかな。どうか、終わります様。この【嘘】に、終わりを。終幕を。)   (3/21 15:53:17)


ゑゐりあん/リュ-グナ- > っはぁ…!はぁ…!(傷がどんどんと痛みを増してくる。もう立つのもやっとの状態。しかし、それでも英雄たちは嘘を暴かんと。大切なものを護らんと攻撃を仕掛けてくる)そうだよ…ッ!八つ当たりだよ…ッ!俺が弱いからあいつを死なせてしまった俺の…精一杯の八つ当たりだよ…ッ!(再びリューグナーの影から大量に影の手が飛び出す。そしてそれらは魔術師たちに向かってゆく。あの時出せなかった手を、届かなかった手を、前に前に、未来へ未来へと差し出すように)殺す…ッ!(殺して)全員…傷だらけにしてやる…ッ!(もう誰も傷付けたくない)届け…ッ!(届け)届け…ッ!(届け)届けぇぇぇ!!!!(ごめん)   (3/21 16:07:25)
ゑゐりあん/リュ-グナ- > (その瞬間、リューグナーの影から伸びていた手がいっせいに消え去った。それはリューグナーのイモータルとしての力の消失を表していた。彼はもう限界だったのだ。己の意地だけで能力を維持していたが、それももはや限界であった。しかしそれは、無意味に抗う自分を。嘘を信じ戦う自分を解放したかのようにも思えた)あぁ…(降り注ぐ英雄達の魔術の衝撃でリューグナーの体は吹き飛ぶ。そしてその体は海へと吸い込まれるように落下してゆく)これでようやく…   (3/21 16:07:32)
ゑゐりあん/リュ-グナ- > 嘘を吐かずに済む   (3/21 16:07:40)