雷鏡
男の模擬戦グレー ◆ > 「……(俺は、尊華の帝都に来ていた。というのも、兄との約束である、遺灰を海に還すためだ。その時にあいつのための弔いの戦いを行えたらと思って周りを見回していた。どこか、良さげな軍の人は居ないものか。とな。)」『……なんだアイツは?(と、俺は帝都の見回りをしていた。けど、何かキョロキョロと見回している男がいた。最初は気にするまでもないかと考えていたが、どうやら戦う相手を探しているようだ。ちょうど、俺のような軍人を。』「お、そこの兄ちゃん、1つ頼まれてはくれないか?」『……(来た…!)何の用だ?』「ああ。ただシンプルに模擬戦をして欲しいのさ。場所は既に考えてある。」『ほう……(なかなかに手際のいい男だ。その大きな体を下から見上げるように……)』「んじゃ、着いてきな。(と、俺は相手に着いてくるように促した。)」『ああ。』 (3/12 22:13:18)
グレー ◆ > 「この辺でいいだろう。この辺ならば、何も無いからどんだけドンパチやっても他のところへの被害はないということだ。」『お前、何者なんだ?(と、俺は聞いてみるが……相手は、』「(俺は、不敵な笑みを浮かべた。)それは、戦いを終えてからのお話だ。さぁ、武器を構えな。正々堂々と勝負だ。(と、俺は刀を2本とも抜いて、相手に構えよう。ボソボソと詠唱を行い、刀に雷を纏わせる……)」『わかった。負けないぞ。(と、俺も負けじと詠唱をし、風を自らの周りに纏わせる……)はぁっ!!!(まずは風の勢いに乗って、刀を大振りに振るう)』「無駄だァ!(と、俺はそれを受け弾き返すとともに雷の荒い弾幕を放つ。)」『そちらこそ、無駄な攻撃だろっと。(と、俺はその雷の弾幕を回避した後に、高速回転して相手に回転斬りを叩き込んだ!!!)』 (3/12 22:13:56)
グレー ◆ > 「何っ…!!グホァッ……まだまだぁ!!(と、一太刀、腹を切りつけられたが、まだ傷は浅い!!)足元がお留守だぞ!!(と、俺は相手の足元から雷を登らせた……!!そして、雷の柱がそこにたっただろう。いつの日かの、模擬戦の時と同じように爆音を轟かせながら……)」『マズっ……あぐぅっ…!!(と、まともに食らってしまい、全身を雷が通り抜ける……しかし、運が良かったと言うべきか、刀がその雷の一部を受けてくれたため、致命傷とはならなかった…!!!)そこだっ!!!(と、相手の放った雷を刀に纏わせたままに、自らの風に乗り……高速で相手を切り伏せた…!!!!)』「……!!!(気がついた時には、俺は切り伏せられていた。なるほど、俺の技を逆に利用するとは…!!!!)がホッ……お前……すげえな……名前を……なんというんだ…?(と、俺は即座に傷塞ぎのポーションを飲んで傷を塞いだ後に、相手に名前を聞こう。)」 (3/12 22:14:19)
グレー ◆ > 『俺の名前か…?俺の名前は、彌生。帝国の一兵卒だ。そういうお前は?』「彌生……か。いい字だ。俺の名は、雷鏡。この字を軍に持って帰りな。」「俺の名前を知ってるやつが、軍の中に1人くらいはいるだろうよ。」『分かった。……済まない。思いっきり叩き切ってしまって。』「ま、そのくらい気にすんな。もう少ししたら、立てるだろうから俺も行くぜ。」「お疲れさん。また、次の時に再戦しよう。」『覚えていたのならばな。(と、俺は相手にそう声をかけて、その場を立ち去った。雷鏡……不思議な名前だし、不思議な男だ。)』「……さて、もうちょいしたら立ち上がるところからだな……(と、俺はそうこぼす…………彌生……帝国軍の一兵卒。こいつぁ、なかなかに地頭の回るやつが、帝国にはいるもんだな……)」 (3/12 22:14:45)