ゼロイバ&シャルロッテ

元海賊と遅刻少女

ゑゐりあん/ゼロイバ > すー…ふぅー…(人々が往来する騎士団本部の廊下。そこの窓辺にもたれ掛かり、1人の長身の女が葉巻を吹かしていた。葉巻を咥え、傍らに巨大な錨を携えるその姿は騎士には見えない。どちらかと言えば騎士に捕縛された犯罪者、といった風貌である。この意見は半分正解半分不正解と言ったところだ。彼女の名前はゼロイバ。フェニクス騎士団の騎士であり、元海賊である。主にカイナント周辺の海域で海賊行為を行っていた海賊団の船長だった彼女は紆余曲折あり騎士団に囚われていた。しかし、王国が帝国やヨズアと戦争状態に陥ったことや、トール百騎長を始めとした実力者たちの死に伴い、戦闘経験豊富で魔術師である彼女を騎士として戦力に加えることが騎士修道会の中で決定された。そうして制約付きであるが牢屋から外に出たゼロイバであったが、もとより彼女は海賊。騎士団の規則や雰囲気など知るはずもなく、戦争中で周囲が忙しそうにしているというのにこうやって葉巻を吸っているのである)   (3/5 22:16:50)
ゑゐりあん/ゼロイバ > あー…。暇だねぇ(本来であれば注意されるべきなのだが、彼女の風貌を見ただけで並の兵士は関わることを避けているのだ。故に、騎士団に来てからまだ数日だが、未だに必要外の会話を他者とかわしていないのが現状であった)   (3/5 22:16:52)


グレー/シャルロッテ ◆ > ちこくちこく遅刻ー!!!!(と、アタイは上空を飛ぶ。なんだってか寝坊をしてしまったばかりに、ご飯を食べる余裕なんぞなく、上空を飛んで王都の本部へと向かっていた。アタイもアタイで昨日は呑みすぎてしまい、気がついた時には遅刻しそうな時間帯に!!というわけで飛んできたというわけだ。しかし、乱気流のせいか運命力か……)わっ…!!ちょ…!!(と、唐突にバランスを崩し……本部の壁に激突…!!!!する寸前に、)分解!からの再構築!!(と、自らの体をそのまま炎に変え、窓から入り込んで中で再構築。そして勢いを壁にぶつかって殺すということをした……)   (3/5 22:25:15)
グレー/シャルロッテ ◆ > いてててて……けど、一応セーフ……(と、埃を払って立ち上がる。と、何だかタバコ臭い…?傍には一人の女性が。恐らく自分と同じ騎士なのだろうけども……)あー……本部内でタバコってありなの?(と、頭が働かない中紡いだ言葉がそれだ。)   (3/5 22:25:24)


ゑゐりあん/ゼロイバ > (突然窓から少女が現れ、ピクリとも体を動かさずに驚くゼロイバ。そしてフー…と煙を吐き、突然目の前に現れた少女に対して)なんだい嬢ちゃん。迷子かい?(と茶化すように言う。最初見た時は敵か何かかとも思ったが、よく見れば相手は騎士団の制服を着ていたので恐らく騎士の1人だろう。しかし、ゼロイバが言えた義理ではないがこんなにもそそっかしい人間が騎士になれるとは騎士団も本当に人不足なのだな、とゼロイバは心の中で納得した。犯罪者である自分を騎士にしたのだから)あぁ?いいんだよ。あたしが吸いたい時に吸うんだから。場所なんて関係ないさ(タバコがありなのかと言われ、そう返答するゼロイバ。確かに条件付きでの釈放とは言え、娯楽の数少ない海上での生活の中で見つけた趣味のひとつの喫煙をとやかく言われる筋合いはない。それがゼロイバの見解であった)   (3/5 22:36:22)


グレー/シャルロッテ ◆ > いや誰が迷子だよ。(と、即座にツッコミを入れた。そして、体を少し捻って痛み等がないかも確認を入れる。一応、大丈夫なようだ。)いやぁまさか寝坊するとは思わなかった……けど、一応ギリギリセーフ。(と、零した後に)んーまぁ確かにタバコ吸う人は結構いるけども一応ここは公的な場だから、控えるくらいはした方が良くね?(と、アタイはそう言おうか。まぁ、タバコを吸うことに何ら罪はないが、世間体的にどうなのかと言うところだ。)   (3/5 22:41:16)


ゑゐりあん/ゼロイバ > …ケツの青い餓鬼があたしに指図するんじゃないよ。あたしの船だったら、あんた今頃はサメの餌だろうねぇ(そういうと、わざとらしくシャルロッテの顔に煙を吹き付けるゼロイバ)そもそも、あんた今「寝坊」って言ってたけど、あたしにルールとか配慮を説く前に、まずは自分の管理から先にするんだね(彼女の言葉は全く意に介さない、といった様子のゼロイバだ)   (3/5 22:45:51)


グレー/シャルロッテ ◆ > んんーまあとりあえず言ってみただけ。(と、アタイはそう返そうか。相手の言うことは一理ある。確かに、自分のやることきっちりやってから人に注意するというのが道理というわけだ。)まぁ、あくまでも世間体を気にしての話だし気にしないなら気にしないでそれもありかもなぁ……(なんて、こぼそうか。)そういえば、名前なんて言うんですか?(と、一応名前を聞いておこう……まぁ、)聞くならばまずはアタイから。アタイはシャルロッテ。(と、自分の字を名乗ろうか。)   (3/5 22:59:45)


ゑゐりあん/ゼロイバ > 納得したならそれ以上は言わんよ( とりあえず相手は納得したようでそれ以上は何も言わなかった。すると相手が名前を尋ねてきた)シャルロット…か。いい名前じゃないか。あたしはゼロイバ。ゼロイバってんだ。…まぁ、よろしくな(相手が名乗ったのならこちらも名乗らなくてはいけないだろうと思い、自分もなのか)   (3/5 23:12:57)


グレー/シャルロッテ ◆ > ゼロイバ……か……よろしく!(と、アタイはニカッと笑顔になってそう言おう。どうやらこう癖づいているらしいが、別に良い癖だから、一応そのままにしている。そして、時計を見て、アタイは思い出した。)あ、仕事行かなきゃ!!それじゃ!また話そーぜー!(と、言い残し、アタイは走り去る。その後、上司に「寝坊はもうしないようにね?」と釘を刺されたシャルロッテであった。) 【元海賊と遅刻少女】   (3/5 23:19:53)