雷鏡

当たり前だった事 これからの当たり前

グレー/雷鏡 ◆ > …………!!!(司祭の方だろうか。その人が、「また1人、騎士が亡くなった」という一報を知らせに来た時に、何かを、感じた。虫の知らせというが、まさにこのことなのだろうか…?不安とも、怒りとも分からないその感情を抱えつつも……誰が亡くなったのかはまだ分かっていない。だからこそ、その「事実」を確かめるために……それが、自分の兄であって欲しくないという少しの願望を持ちながらも……)少し、どいてくれ!!(と、素早く走り出す……頼む。兄のことではないという俺の願いを!と、道中では考えていたものの、それでも、現実は非常なものだ。そばに居るのは、現万騎長の、ヘスティア。その横にいるのは、見間違えるまでもない、俺の兄のアレイス。そして、彼のその体の状態……何も言われずとも……察知することが出来た。そして、俺は兄のその遺体に近づき……今は天とも、地ともどちらにいるかも分からぬアレイスの魂に、こう言い放つ……)   (2/28 07:06:43)
グレー/雷鏡 ◆ > そうか……兄貴は逝っちまったのか。……せめて、何か一言だけでも……(視界が、ぼやけてきた。)……言ってくれよ……(と、そう言うと……俺はそこで……力が抜けたのか……膝から崩れ落ちた……そして…)う……うぁ……あああ……ああああああああぁぁぁ!!!!(と、絶望に浸ったからなのかは分からない……ただ、魔術師としてでは無く、唯一の肉親を失った弟……否、男として……ん?どっちなのだろうか…もはや、ぐちゃぐちゃになった頭ではまともに考えることなど難しい。俺はただ……泣いた。ボロボロと大粒の涙を流した。)(1つだけ、分かったことがある。日常ってのは、当たり前ってのは)(自分の、兄が生きているという当たり前は…………)        (________こうも、簡単に崩れ去ってしまうのか……) 【当たり前だった事 これからの当たり前】   (2/28 07:06:55)