アデルグント&雷鏡

一難去ってまた一難

グレー/雷鏡 ◆ > ……失礼するぜ。(と、俺は団長室をノックし、そのドアを開ける。今日は、団長に話があってきたのだ。)久しぶりだな。アデルグント。最近は色々あってお互いに多忙を極める日々だろうけども、今回はこのような時間を設けていただき、感謝しているぜ。(と、俺は相手に時間を割いてくれた事を感謝している意を示す。向こうだって忙しいはずなのに、わざわざ時間を取ってくれたからだ。)   (2/27 23:00:14)


大和守/アデルグント > (最近は【水】のせいで休む時間が全く無く、けれども休む暇があるのならば苦しむ者達を一人でも多く救いたいと、寝ずに過ごして何日目か。紅の下には隈が出来てしまって、のし掛かる倦怠感のせいでその明るさも半減してしまっている。ーーだが、団長としてしっかりしなければならない。予定通りに貴方が訪れた事を耳で聞けば、「ああ」と向こうに入室を許可するとの意を秘めた応答を返し、書類を横へ退ければ扉を見据えた。)「そっちもな、雷鏡。……手早くな、って頼んでも良いか? 今の状況はお互い分かっている。なら、早い方がいい。この瞬間にも苦しんでる人はいるし……早く救う為にも、本当に今は時間が貴重なんだ」(流石に何時もの笑みを浮かべるには相応しくない事はアデルグントとて理解している。控え目に微笑みを浮かべては短く答え、そして前置きも何も良いから用件をさっさと言って欲しいと、そう意を込めながら言葉を紡いだ。尚苦しんでいる者が居ると思うと表情は暗くなっていく。深刻で、故にこそ早く解決策を見つけなければならない。騎士の為、民の為、国の為に。自分はその為に在るという事をよく理解しているからこそ、焦る気持ちは抑えられなかった。)   (2/27 23:11:59)


グレー/雷鏡 ◆ > ああ、今回の件は他でもない、王都と帝国に起こっている事態についてだ。一応、現時点での報告書をまとめたものを提出しに来たということだ。(と、俺はそう話して、人束の紙を提出しよう。)今回の件の特徴、そして、実践して分かった予防の仕方だ。(と、俺は端的に説明をしていく。要は、蒸留水を作ることでその病気にかかるものを減らせるということだ。)菌によるものでは無いもののこの毒は水よりも沸点が低い。そこを利用して、より綺麗な水を集め、王国の人達にいち早く配布、ないしは配給して欲しいということだ。(と、俺はそう言おうか。かなり、思いきった行動ではあるが、「人生はギャンブル」。「人生は冒険」。どんなことであっても可能性がゼロでないのならば、いくらでもやってみる価値はあるものだ。)   (2/27 23:51:02)


大和守/アデルグント > (……目を見張る、と言うか。そこまでもう進んでいたか、とその情報量に圧倒されたかのように暫くは言葉が出なかった。だが、貴方に渡された紙をじっと見つめてはその笑みが"消えた"。)「……有難う。有難う御座います、本当に。部下や副団長と話し合って……その方針で行きたいと思います。……ん、あ、……えっと、本当に有難う、な!」(例えば大人しい人が余りにも嬉しい物を見た時、その大人しさが消え失せたりしてしまう、というのが普通ではあるがアデルグントの場合は逆だ。今まで明るく取り繕ってきた面が剥がれるのだ。寝ずに過ごしていたというのが一番の原因で、何時もの明るい調子など何処かへ行ってしまったかのように、酷く静かに言葉を紡いでーー最後に、ハッと取り繕っていたものが剥がれた事に気付いては慌てて明るい笑みを浮かべて、感謝の言葉を述べたのだった。)   (2/28 00:04:35)


グレー/雷鏡 ◆ > おうよ。これくらい容易いことよ。お前さんも無理しねぇようにな?どうやら、疲れているみたいだからな。きつい時は休めばいい。休まなけりゃ、人は精神的に来るものもあるのさ。基本は3食きっちりとって体を動かし、そしてしっかりと寝ること。そこに健康の秘訣があるってもんだぜ。当たり前のように聞こえちまうかもしれねぇが、そういったことが実は以外に大事だったりするもんだぜ?(と、相手にそう話そう。相手から笑顔が消えるほどのよっぽどの多忙を極めているのだろうと、俺は察する。だからこそ、このようにアドバイスを行うのだ。)   (2/28 00:09:19)


大和守/アデルグント > 「ああ……有難う。そうだな、確かに……当たり前の事が、すごく大事なんだよな……」(貴方のその言葉を、アデルグントは今身を以て経験している。当たり前の事。確かに、寝ずに過ごすとこんなにも体が怠いし、それに精神的にも参っている様だ。何時もだったら取り繕える筈が、今日は全く駄目なのだから。少し考えて、相談しに行くのはまた次ーーでも、早くやらなければ。明日が良いだろうか。なんてややぼやける思考を回しながら、手に持ったままの紙を引き出しへと入れて。今日は少し、少しだけで良いから休もうかな、なんて考えが過れば貴方に声を掛けようと、して。)(ーー『失礼します騎士団長、たった今、一人騎士が亡くなってーー』ーーなんて、突如部屋へと入ってきた司祭の姿を見てはまだまだ休めない事を悟り、分かったと頷いて。一体何時、この厄災は終わってくれるのだろうか。これに乗じて、どうか帝國やらが何も仕掛けて来ないようにと。そして、速やかに終息してくれる事を、願った。)【一難去ってまた一難】〆   (2/28 00:25:11)