雷鏡&ヘスティア

ノヴァ兄弟との邂逅

グレー/雷鏡 ◆ > 今日は……と。(と、彼は置物の依頼をこなしている所であった。というのも、なかなかこれの人気が高く、最近戦争が頻発することもあってそういう何かをかたどったモニュメントというのは精神的な安定をもたらすのだとか?まぁ、その辺はよく分からないが、とりあえず星座のもの以外のオーダーも最近増えてきているため、こちらとしては商売にもなるというわけだ。(割安で提供しているが)とりあえずは)こんなもんかな……(と、抜刀術で作る際のイメージは整った。あとはこれを切り出すだけ。そして、刀を構え……丸太を見据える……)   (1/4 01:32:03)


マリア/ヘスティア > (――ガチャ。)「こんにちは、雷鏡さんいますか?」(と、万屋の玄関を開ける赤い髪の女が現れた。彼女はヘスティア、聖フィニクス騎士団の騎士団長である。その服装を見れば名乗らなくても騎士団の誰かであることは解るだろう。)「私は騎士団長のヘスティアと言います。……あなたのお兄さんのアレイスに言われてやって来たの。へえ、面白いものを作ってるんですね。あなたの事やこの店の事は彼からあらかた聞いているから説明しなくても大丈夫、今回は依頼じゃないの。」(彼女はそう言うとアレイスとあったことを話していく。傭兵で尊華の依頼も受けるというヨズア人らしき彼がウェンディアに協力するなんていかにもスパイっぽいと警戒しないわけでもなかったが、アレイスへの信頼と王都に住む彼にウェンディアの領土事情を隠すのも無理だろうと思って、ガーラが落ちた事やアレイスに頼んだ事を話したのだ。)「……そういう訳で、もしもお兄さんの命を助けたければアガンの防衛に一枚噛んでもいいと思うんだけど、さすがにまだあなたを信用しきれないし、お金は出せない。それでもよかったら考えてみて」   (1/4 01:42:31)
マリア/ヘスティア > (さすがにこんな話を彼が受けるとも思えなかった。ダメもとだが、アレイスの顔を立てるという意味でもあったため、簡潔に要件を伝え話を終わらせたのだった。)   (1/4 01:42:33)


グレー/雷鏡 ◆ > すぅー……(と、斬り掛かる瞬間、扉が開いたため踏み切るだけで終わった。その際に「ダァン!」という音がしたがそれは気にしなくても良さそうだ。)……なるほど?つまり、兄貴と共にガーラの防衛に向かって欲しいと。了解した。ちなみに、今は金を払わなくても結構だ。うちはそこにある通り、「後払い」。そして、基準は「苦労しただけ」だ。(と、壁に立て付けてある板を指さすと、そこにその通りに書いてあるだろう。)無論、せっかく再会した数少ない肉親なんだ。その依頼、受けないという方がおかしいと俺は思うぜ。(と、相手に返す。ー   (1/4 01:49:16)


マリア/ヘスティア > 「そう……ありがとう。」(と言ってヘスティアはあなたに笑いかける。)「じゃあ仕切り直して、ここからはただのウェンディア人としてあなたにお金を落としていこうかな。食べ物も売っているんでしょう?せっかくだから昼食をとっていかせてもらいます。美味しかったら騎士の皆にも教えるからね!」(そういってニコニコと注文を始める。彼女はびっくりするくらいの大食いだった。)「……ふー、ごちそうさま。美味しかったです。…約束通り、この店の宣伝はしておきましょう!……じゃあね!」(そして、雷鏡の約束――それが果たされる日はくるのだろうか。ヘスティアは、ちょっと楽しみにしている自分に気が付き帰り道でふふっと笑いをこぼしたのであった。)〆【ノヴァ兄弟との邂逅】   (1/4 01:53:07)