ヘスティア&アレイス

報告~ガーラ防衛に向けて~

マリア/ヘスティア > (ガーラ戦を終え、アレイスにサンホーリ攻城を発令してから××日。優秀な司祭達によってすっかり負傷から回復したヘスティアは、騎士団長の執務室でその人物を待っていた。サンホーリ戦は前哨戦で撤退したとの報は既に聞き及んでいるが、改めて彼、アレイスをねぎらってやる必要があるだろう。何せトールに命じたシント戦の準備にかまけて、アレイスえの根回しを満足にやってやれなかったせいで不利な戦をさせてしまったのだ。)「……どうぞ、いるなら入ってきてください。」   (1/3 21:51:07)


グレー/アレイス ◆ > ……すぅー………はぁー……(と、俺は深呼吸をして、緊張をほぐす……そして……その扉のドアノブに手をかけ……)失礼します!(と、緊張を振り払うように声を出して、その中に入る……中には騎士団長……まぁ、自分の想い人……恋の相手といえばいいか。が、待ち構えていた……)この度の前哨戦の撤退については、私に責があります。誠に申し訳ありませんでした……(と、深々と頭を下げて……相手に詫びを入れよう。そもそもの話、弟にも一応相談はしていたが、焦ったばかりに十分な準備も整えられないまま遠征に向かった結果、惨敗をしてしまったのだ。人望だとか、その辺をもっと磐石にしてから行うべきだったと…)   (1/3 22:02:52)


マリア/ヘスティア > (立ち上がり、中に入ってきたアレイスに近寄ってぎゅっと軽く抱きしめた。)「生きて帰ってきてくれてありがとう。……お疲れ様でした。」(そう言うと、手を離し彼から一歩離れる。)「そうですね、失敗は心に刻み次につなげて下さい。私の立場では、気にするなとは言えないから……でも、このところ戦続きで遠征に出られる騎士の数も少なかったから、あなたの人望のせいであるとは言い切れません。私ももっと手助けをしてあげれば良かった。……」   (1/3 22:10:09)


グレー/アレイス ◆ > っ…!(と、俺は抱きしめられたことで、自分の中で押し込めていた感情が溢れ出す……)ぐっ……うっ……(と、涙が流れ始める……何故だろうか……止めたくても止められない……恐らく、団長の優しい言葉が自分に棘のように刺さるからだろうか……?)すぅー……ふぅ……(と、少し涙を流したが、平静を保つために、一旦深呼吸して……)一応、弟にも一言、相談はしたんです。そうすると、弟は言いました。「準備はしっかりと整えろ。気を急いてはなんとやらと言うからな。」と。確かに、今回の前哨戦では、それを痛感しました。以降、私自身の鍛錬もしかり、さらに人脈を広げてから再び前哨戦に向かいたく思います。(と、俺自身の反省と、弟のアドバイスを受けての事を話した後に……)それと、弟からよろしく伝えてくれと話していました。また今度、弟の店に向かってみてください。アイツは過去の行いに対する自責から、戦となれば、ウェンディアに尽くすと誓っているので……(と、弟のことを少し話した。)おかしいですよね……兄より弟の方がしっかりとしているだなんて。(と、俺は苦笑する……)   (1/3 22:20:59)


マリア/ヘスティア > (泣き出す彼の頭を、ちょっと背伸びをしてぽんぽんと撫でた。こんなに悔しがってくれるなんて、自分は良い部下を持ったものだ。)「……アレイス……。……そう、そうですか……うん、うん。」(そして雷鏡という噂の人物の名を聞く。)「……わかりました。今度時間を見つけて、行ってみましょう。……ううん、おかしくなんて……あなたはこんなにも”騎士”ではありませんか。……アレイス、でも、その言葉を聞けて良かった。次もあなたは戦ってくださると言うことですね。……ならば、その時まで身体を休めてください。騎士団は近くシントを攻城します。指揮は百騎長がとりますが、あなたはその部隊に加わり百騎長が危うくなった場合は援軍として参じてください。それまでは、ガーラの防衛に留まってくれますか?……そうですね、話次第ではあなたのお兄さんに防衛に加担してもらっても良いでしょう。その結果次第で、ウェンディアに尽くすという言葉が本当かどうか試してみても構いません。」   (1/3 22:27:15)


グレー/アレイス ◆ > うっ……(と、俺は撫でられて安心する……なんだろう。やはり団長は人を慰めるというか、人をまとめる力がある……恐らく、団長になるべくして成った方なのだろうなと俺は考える。考え方は人によるかもしれないが……少なくとも俺はそう思う。)分かりました。このことは弟にも連絡しておきます。(と、自分がガーラ防衛、及び百騎長につく事を了承する……)すみません……涙を流してしまって……(と、はははと乾いた笑い声を上げながら少し赤い顔を背ける……やはり、俺も男だ。自分の想っている人の前ではせめてかっこよく振る舞いたいものだ。)   (1/3 22:35:19)


マリア/ヘスティア > 「それだけあなたが悔しさを覚えているということ、私は嬉しく思います。大丈夫ですよ」(そう言うと、彼女はアレイスの肩を引き寄せ、頬に顔を寄せ……)「………頑張ってね、アレイス!」(ぐ、と肩に力を入れてふいっと顔を反らした。やっぱり、これは勝利後にとっておくことにしよう。)〆【報告~ガーラ防衛に向けて~】   (1/3 22:40:07)